今から15年ほど前になりますが、ディーラーで車を販売している中で様々なトラブルを経験しました。
このトラブルの中でもスグに判明できなかった珍しい体験談について公表してみます。
車は本当に良く出来ていて、あらゆる角度から莫大な費用と時間を掛けて検証され、開発されているのですが、それでも何万台ものリコールを発生させてしまうほど、お客様が使用する環境によって開発段階では発見できなかったトラブルが出てきます。
今回は車の火災についてですが、以前に三菱自動車のパジェロの火災が問題になった時に、毎日のようにテレビニュースで三菱車の火災を報じておりましたが、車両火災は1日当たり10件を超えています。
その10件は全ての国産車で発生している。と言って過言ではないほどどのメーカーでも車両火災は発生しています。
ただ、三菱自動車の問題が発生した時に、三菱車が火災!となると報道されていただけの話です。
そして今回のお話は、どの国産メーカーであろうと、外国車であろうと火災になりかねない体験談ですが、お客様から夏場に定期点検に預かり、定期点検が終わってから、お客様に納車してから数日後にお客様からお怒りの連絡を頂きました。
その内容とは、お客様はタバコを吸わないのに、定期点検で預けた時に誰かが車内でタバコを吸って車内にタバコの焦げた後が残っている!
とのお話でした。
お客様の預かった車内でタバコを吸う。なんて常識では考えられなかったのですが、実際に車内を確認するとダッシュボードに上にタバコを置いて焦げたような後が残っていました。
しかし、不思議な事にタバコに火を点けた状態で放置していたように細長い焦げ後がハッキリと残っていましたが、タバコの吸殻が残っておらずタバコの匂いも残っていませんでした。
判明するまでに1ケ月間以上もの時間を要しましたが、専門家に調査依頼をした結果、判明したことは、ナント、フロントガラスに貼り付けているお守りの吸盤が原因でした。
お客様の駐車場は、西向きに面しており、夏場の夕方頃に西日がフロントガラスに当たり、吸盤がレンズの役割をして、ダッシュボード上にタバコのサイズ程の焦げ後を残したのが原因でした。
この調査結果を知ったお客様からは丁重なお詫びをされました。
【裏ワザ】
窓ガラスには(フロント・運転席・助手席)に関する法律
次に掲げるもの以外がはりつけられ、又は塗装されてはならない。
(1) 臨時検査合格標章
(2) 検査標章
(3) 自動車損害賠償保証法
(4) 道路交通法第51条第3項又は第63条第4項の標章
(5) 車室内に備えるはり付け式の後写鏡
(6) 前各号に掲げられるものの他、可視光線の透過率が70パーセント以上
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